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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

本や子ども、聖書のこと、日々の徒然を書きます。トップの画像はその時々で変わります。

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心揺さぶられた絵本

 近くの図書館に立ち寄って、偶然目にした絵本、『石たちの声がきこえる』。初めに背表紙のタイトルだけを見たときは、手に取るつもりはありませんでした。他の絵本を何冊か手にとって読んだのですが、その絵本がなとなく気にかかりました。絵本が呼んでいる、と言った方が正確かもしれません。

 そして、手にして、読んでみたら、心揺さぶられました。



 表紙をめくると、まず「平和を力で保つことはできない。平和はただ分かり合うことによってのみ、実現されうるのだ」というアインシュタインの言葉で始まります。

 この絵本の絵(絵と言うのはせいかくではありませんが)は、石でできています。今もシリアに住んでいる画家がシリア難民の様子を石で、全て石で表現しています。既に借りている本が上限に達していたので、この絵本を借りることはできなかったので詳細まで覚えていません。でも、そこに表現されている石の色んな表情から、作者の思いがひしひしと伝わってきた、その心の震えは今も鮮明です。

 平和への思いが、ずっしりと伝わってきます。

 この画家の方に関して少し調べてみたら、この方のサイトがありました。こちらです。

 facebookもされています。「Nizar Ali Badr」で検索すると、彼が石で作った作品をみることができます。その中の一つだけ拝借しました。

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 youtubeでも彼の作品がアップされています。




 本自体も素晴らしいものでしたし、少しでも役立つのではないかと思うので、この絵本を購入するつもりです。
 シリア難民は今も増え続けています。自分たちの国に、家に戻れる日が来ますように。

| 本・絵本 | 20:02 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

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『最初の質問』

今日は久しぶりに朝からゆっくりできている休日。主人は仕事、長男は大学のクラブ活動、次男は卒業した中学校の運動会へと、家には私一人。ゆっくりできるのはありがたい。ただ、やはり誰もいないとなると、「早く帰っておいで~」というのが正直なところ。

誰かが帰ってくるまでは、ヤマトでも観ようかな。目をハートにしながら・・・。



今年の初めに長田弘さんの『最初の質問』という絵本を買いました。



長田弘さんの語りかけと、いせひでこさんの静かな印象のイラストがとても素敵な絵本です。(一部引用します)

今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。


という問いかけから始まるこの絵本。
どの質問にも、簡単には答えられないのですが、その問いを楽しんでいたい、そんな思いにさせてくれます。

これらの問いかけに答えようと、一日を過ごすなら、気づかなかったいろんなことに気づけるかもしれない。


何歳のときのじぶんが好きですか。
上手に歳をとることができると思いますか。
世界という言葉で、
まずおもいえがく風景はどんな風景ですか。


中学時代、ヤマトに、古代君にはまった自分。
高校時代、生徒会を頑張った自分、マッチに会わせてもらったあの時の自分。
大学時代、大好きな先輩を片思いし続けた自分。
独身時代、ニュージーランドで過ごしていた時の自分。

それぞれの時代の私がいるけれど、いつの自分が一番好きかと問われたら、やはり今の自分でしょうか。


そして、こんな言葉で締めくくられています。

時代は言葉をないがしろにしている――
あなたは言葉を信じていますか。



ないがしろにされているのは言葉だけではないです。特に今の政治の世界にそのことを感じるので、誰がその言葉を発しているかで、信じるか信じないかは左右されます。

だから、信じられる言葉をお互いに語ることができるように、正直に誠実に生きていきたいなって思います。



言葉ということで、若松英輔さんのツイートより。

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| 本・絵本 | 12:39 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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『空からふるもの』

何気なく手にとった絵本。
あっという間に読めてしまう絵本。
でも、ほのぼのと暖かみのある絵とことばが心に静かにしみいります。

空からふるもの―The story of three angels空からふるもの―The story of three angels
おーなり 由子

白泉社 2000-11
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病院で一人過ごす老女・・・私なんて何の役に立つのだろう?
お母さんを亡くした男の子・・・ことばが出てこない。
仕事や恋人を失った若い男女・・・なんで自分が?

そんな、何かをなくしてしまった人たちへ三人の天使たちが、「いいものを贈ろう。」と、ささやく。

いいものってなあに?
いいものってなんだろう?

なんだと思いますか?

初めは「えっ!? これがいいもの?」って思うかもしれないけれど、読み進め、あとがきを読むと、なるほどって納得。


何かをなくしてしまった人だけに見える、いいものがあるかもしれない。
いつもなら忘れてしまうような友だちの行動が、心の中できれいな花束となるかもしれない。


こんな感じのことを、著者は”あとがき”に書いていました。

心あたたまる絵本です。



記事とはあまり関係ないけれど・・・。



昭和のメロディーが、私にはとっても懐かしい。
歌詞が好きです。
前回書き留めた詩を思い巡らしていたら、この賛美が思い出されました。

In the stars His handiwork I see,
On the wind He speaks with majesty.
Though He ruleth over land and sea,
What is that to me?
I will celebrate Nativity,
For it has a place in history,
Sure, He came to set His people free,
What is that to me?

Til by faith I met Him face to face,
And I felt the wonder of His grace,
Then I knew that He was more
Than just a God who didn't care,
That lived away out there and
Now He walks beside me day by day,
Ever watching o'er me lest I stray,
Helping me to find that narrow way,
He is everything to me.
月星み手のわざ 海山統べ治め
み声を風に乗せ 語りたもう


愛の神この世に 人の姿とりて
世の人々のため 何をなし?



み顔を見るまでは 恵みの素晴らしさ
信じ続けるのみぞ 
わが君イェス わが君イェス


細き道を共に 日々我と歩むは
まことの救い主 わがすべてぞ

| 本・絵本 | 20:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『エミリー』

天国をみつけなければ--地上で--
天上でもみつけられないでしょう--
たとえどこへうつりすんでも
天使はいつもとなりに家をかりるのですから--

(『エミリー』より抜粋)


エミリーエミリー
マイケル ビダード バーバラ クーニー

ほるぷ出版 1993-09-20
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バーバラ・クーニの絵が好きで、借りてきた絵本。
この絵本は、アメリカの詩人エミリー・ディキンソンと少女の出会いを描いています。
文章の静かな調べとクーニーの絵がとてもマッチしていると思います。

冒頭の詩は絵本の最後に紹介されていて、心に静かに響いてきました。

| 本・絵本 | 09:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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あのころ

明日から6月。
特にこれと言って何もないのですが、何か書いておこうと色々考えてみたのですが、やっぱり書くことなくて……。

でも、やっぱり月の終わりだから、何か書いておきたいなって考えていたら、一つだけありました。

ふくだすぐるさんの絵本・・・大人が読む絵本かな。
しずかな旅人 (ほっとたいむプラス)しずかな旅人 (ほっとたいむプラス)
ふくだ すぐる

岩崎書店 2002-10
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3つのストーリーがあって、とても短いのですが、心がキュンとなるようなそんな読後感。
ふくだすぐるさんのほのぼのとしたイラストも本当に素敵で、たまに読み返してみたくなる本です。

3つのストーリーの中でも特に気に入ったのが、「あのころ」。


子どもの頃、サンタクロースや天使がいるって信じてた。
でも、やがてそんなのいないよって教えられる。
そして、現実的に生きなさい、と言われる。

子どもの頃のやわらかい心は、いつの間にか、かたくなっていく。
大人の世界へ入っていく・・・

でも、あの頃の宝物をなくしてしまったわけじゃないよ。
ただね、忘れてしまっただけなんだ。
だからね、思い出せばいいだけ。


こんな感じのストーリー。

忘れてしまっただけなんだ。
だから、思い出せばいいんだよ。



そうか、思い出せばいいんだよね・・・

心がふっと軽くなりました。
心穏やかになれる本です。


ふくだすぐるさんの絵は好きです。
この絵本も私は好きです。

りんごがひとつ (えほん・ハートランド)りんごがひとつ (えほん・ハートランド)
ふくだ すぐる

岩崎書店 1996-05
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| 本・絵本 | 21:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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「トンちゃんってそういうネコ 」

トンちゃんってそういうネコトンちゃんってそういうネコ
MAYA MAXX

角川書店 1999-07
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トンちゃんはネコ。シマシマのネコ。ゲンキなネコ。だけどトンちゃんは足がひとつない。

文章はとても短いですが、深く心に響く絵本だと思います。

作者のMAYA MAXX さんが こう書かれています。


この本で私が言いたかったことは、ないものをないと思いわずらうより、あるものがあることを喜ぼうということです。
人ってすごく沢山のいいものを持っているのに、たったひとつでも人と比べて劣っていることがあると悩んだり苦しんだりしますよね。
足が太いとか短いとか、顔がどうだとか、運がとか、才能がとか・・・なんとかかんとか・・・
"トンちゃん"は致命的な欠陥があるけれど、でもそんなこと気にしていないし、自分ってそうなんだと思ってけっこう自分に満足しています。
つまり、何でもあると思えばあるし、ないと思えばないんですよね。
本当はあったとしてもその人がないと思っていればないし、本当はなくてもあると思えばあるんですよね。

(中略)

ないもののことは、もうどうでもよくて、この今あるものにすごく感謝しようと思っています。
でも、これは単に私の思いで、そんなこととは全然関係なくこの"トンちゃん"というストーリーを、その人その人にとっての感じ方で読んでもらえたらいいなと思っています。

| 本・絵本 | 21:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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『サンタクロースっているんでしょうか?』

ちょっと時季外れですが、『サンタクロースっているんでしょうか?』を読みました。

1897年9月21日の「ニューヨーク・サン新聞」社説が本となったものです。
8歳のバージニアという女の子の「サンタクロースっているんでしょうか?」という質問への返事として掲載されました。

その返事を書いたのは、60歳近くなっていたフランシス・P・チャーチという記者。
ある日編集長が、バージニアのこの手紙をチャーチに渡して、彼女への返事を社説に書いてみないかと言いました。
そして、出来上がった返事(社説)が古典となり、クリスマスの時期が近づくと、アメリカでは色々な新聞雑誌に掲載されるということです。

とても短い文章で、あっという間に読めてしまう本ですが、心温まる本です。
子どもに「サンタクロースっているの?」って聞かれたら、この本を読んであげたいです。


以下本文より一部抜粋。

しかし、たとい、煙突から降りてくるサンタクロースの姿が見えないとしても、それがなんの証拠になるのです?
サンタクロースを見た人は、いません。
けれども、それは、サンタクロースがいないという証明にはならないのです。

この世界で一番確かなこと、それは、子どもの目にも、大人の目にも、見えないものなのですから。
(中略)
この世の中にある見えないもの、見ることができないものが、何から何まで、人が頭のなかでつくりだし、想像したものだなどということは、けっしてないのです。




サンタクロースっているんでしょうか?サンタクロースっているんでしょうか?
東 逸子

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| 本・絵本 | 21:36 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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