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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

本や子ども、聖書のこと、日々の徒然を書きます。トップの画像はその時々で変わります。

2011年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年09月

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想像する力

今日で8月も終わり。夏休みの終わりでもある。
そして明日から、子ども達は学校へ。
明日を心待ちにしていた自分に、少し罪悪感?


子どもと四六時中一緒にいる夏休みでしたが、それでもけっこう本を読みました。
ネットなどで震災や原発事故に関するニュースをけっこう読みました。

そして、いかに知らなかったか、そして、知らされていなかったか、ということを知りました。
今までの、政治家や官僚に対する不信感はそれなりにありましたが、今はそれに輪をかけた状態。
本来中立であるはずのマスコミでさえ、彼らにすり寄り、世論誘導をする。
反対意見はあの手この手で封じていく。
自分たちの既得権益を守ることが第一。

どうしてこんなにまでなってしまったのでしょうか。
色々な要因があってのことですが、その一つに、やはり教育というものがあるのではないかと思ってしまいます。
将来、儲けてくれる、そんなできる子を育てることだけを、本音としてはあった。
できないよりは、できた方がいいと思います。
でも、そのために、もっと大切なことを置き忘れていたとしたら・・・。


遠藤周作さんはこんなことを書かれています。

小学校の高学年や中学生になったら、人生のなかで必要な想像力を養ってもいいと思う。
自分がこういう行為をすれば他人にどんな迷惑をかけるかという想像ができなければ、後になってどんな本を読んでも理解できなくなるだろう。
自分以外の世界を想像する力のないものは、いかなる芸術作品もわからないからである。
小、中学生の諸君、大学に入っても、こういう想像力が欠如している大学生になりたいか。

(『春は馬車に乗って』より)


自分がこんなことをすれば、他の人はどうなるか。
そういうことに思いを馳せることのできる人になってほしい。


ロバート・フルガムさんが『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』で書かれている、次の言葉が好きです。


何でもみんな分け合うこと
ズルをしないこと
人をぶたないこと
使ったものはかならずもとのところに戻すこと
ちらかしたら自分で後片づけをすること
人のものに手を出さないこと
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと
(中略)
不思議だな、と思う気持を大切にすること



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| 子育て・教育 | 21:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『反貧困-「すべり台社会」からの脱出』

うっかり足をすべらせたら、すぐさまどん底の生活にまで転げ落ちてしまう。
今の日本は「すべり台社会」になっているのではないか。
そんな社会にノーを言おう。
誰もが人間らしく生きることのできる「強い社会」を目指すべきである。

(湯浅誠著『反貧困-「すべり台社会」からの脱出』より抜粋)


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暉峻淑子さんの著書で紹介されていたので読んでみました。

著者の湯浅氏は東大博士課程に在籍の後、野宿生活者やネットカフェ難民と言われる人たちの支援活動を続けている人です。

「貧困」…関係ないわ、って思ってしまうかもしれませんが、明日は我が身、そう言えなくもない日本かもしれない。

実際に支援を行っている際の話も書かれていて、このような環境下で生きている人がいるのだと知り、ショックでした。
テレビやあるいは、地下鉄の隅にホームレスと言われる人たちを目にしたことはあります。
でも、この本を読み進めるうち、私はただ、目にしていただけだと、何も考えていなかったのだと思い知らされました。

それだけではありません。
私たちが持っている権利について、ほとんど知らされていなかったと。

例えば、最低生活費。
憲法25条に基づいて、国が一つ一つの世帯に補償している金額、というのがあるそうです。
そして、これを下回ったら国が責任を持つ、と宣言している金額だそうです。
(自分達の最低生活費がどれくらいか知りたければ、湯浅氏だ代表を務める「もやい」のホームページにあるエクセル表で計算できます。こちら

読んでいると、また腹立たしさがこみ上げ来るのです。
政府、官僚、経財界の人たちに。

本で紹介されたいたある男性の発言です。
「バブル崩壊という戦後最大の不景気がありました。そのとき、銀行、大企業はほとんど自力での復活が無理なとき、何十兆円もの国民の血税を投入し、もちろん国民に何ひとつ還元されず、そして労働力は、非正規雇用を、大企業が採用し、こんにちの貧困層、ネットカフェ難民という副産物を多量に作りました。」

自分たちが困れば、他に選択肢はないのだと、湯水のようにお金を使う。
自分たちの責任については不問にする。
でも、ネットカフェ難民、ホームレスと呼ばれる人たちには、そうなったのは自己責任、とでも言うべき対応。

この本で、森永卓郎氏の発言が紹介されていました。
「2001年1月から景気回復が始まり、名目GDPが14兆円と増える一方、雇用者報酬は5兆円減った。だが、大企業の役員報酬は1人当たり5年間で84%も増えている。株主への配当は2.6倍になっている。・・・人件費を抑制して、株主と大企業の役員だけが手取りを増やしたのだ。」(2007年1月)


自分たちさえ潤えばいい。
でも、そのツケはいつかは必ず返ってくるのではないでしょうか。

財源がない、少子高齢化、国民年金の不払い者が増えている、という役人達は言います。
でも、そういった社会にしたのは、ご本人たちではないでしょうか。

労働者派遣法で非正規雇用が増えたり、本当に困っているのに、生活保護を受けられない、最低賃金ぎりぎりで自分1人が生きていくのがやっと。
そんな環境下で、家庭を持ったり、子どもを持ったりとなかなか考えられないし、払いたくても年金を払う余裕さえない。十分な収入がないから税金だって・・・。


今回の原発事故の対応を見ても感じるのですが、彼らの目には、この人の命は尊い、この人は別にどうでも……そんな風に映っているのではないかと。

「生を値踏みすべきではない」と言う湯浅氏の言葉が響きます。



ばらまいても、なお富む人があり、
正当な支払いを惜しんでも、
かえって乏しくなる者がある。
おおらかな人は肥え、
人を潤す者は自分も潤される。
(聖書:箴言11:24・25)

| 本・その他 | 21:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「文明国のやることではない」

ツイッターで知ったのですが、下の映像は、一昨日のドイツにおけるテレビ放送における、福島原発の実態映像、ということです。

こういう放送を日本でもしてもらいたいと思いますが、電力会社からたくさんお金をもらっているマスコミにはできない相談かもしれませんが・・・。



「日本の無責任ぶりは犯罪的である」

汚染問題に対する東電の反応・・・ノーコメント、管轄外の一点張り。
「私たちの仕事は原発の中です」

自分の被爆状況を知りたいと福島大学に検査を申し込んだら
「市民の検査はしません。」
友人が隣の県の病院に問い合わせたら
「福島県知事より、福島県民の診察を受け入れないように指示されている」と言われた。



こんな情報が、外国からしか入ってこない日本、それが日本の現実?



今日、民主党の新代表が野田さんに決まりました。
松下政経塾のバックアップを受け、財務省のいいなりと言われているので、彼の目の先にあるのは、国民ではないのだろうなって思ってしまいます。

どんな舵取りをしていくのでしょうか、すごく不安です。

| 世の中のこと | 21:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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バブル化した教育

「バブル化した教育」と題して、河合隼雄さんがエッセイを書かれていました。
1996年に書かれたものですが、今にも言えることかなって思いました。


バブルの時代、投資をすれば、後は儲かるだけと人々は信じた。
それと同様に、自分の子どもに対して、「教育投資」をすればるすだけ、子どもは幸福になると、信じているのではないだろうか。

お金のことだけではない。「知識の投資」も大変だ。
小さいときからできるだけ早く、できるだけたさくんの知識を子どもにつぎこんでおくと、子どもの幸福もそれに比例してふくらむと考える。

どんなに無理をしても、人より多く土地や家屋を手に入れておけばいいというのと同じパターンで、何でもいいから子どもに少しでも多くの知識をつめこんでおくといい、と考えなかっただろうか。
その子の創造力や判断力を伸ばすことを忘れ、知識をつめこんで子どもをふくらませることを「教育」と考えなかっただろうか。



親は「子どものために」と思っているのだと思います。
ただ、それが行き過ぎたり、ただの押しつけになってしまったら、子どもは苦しいでしょうね。
でも、子どもはお母さんが好きだから、頑張る。
頑張って、やっぱり苦しい、って思い、それを口に出せるのならば、いいのですが、何も言えずひたすら頑張る子ども達もいるでしょう。

でも、いつかは、はじけてしまうと思います。
その時、子どもと、しっかりと向き合うことができるでしょうか。



あれもしなきゃ、これもしなきゃ、子どもの学力も気になる、今後も気になる……気になり出したらきりがない。
何も考えないのもどうかと思うけれど、肩の力をぬいて、もっと、子どもと楽しく時を過ごしていけたらいいな。




また、こんなことも書かれていました。

例えば、ナイフは危ないからとナイフを持たせない、そんな努力をするのではなく、たとえナイフを持っていても大丈夫な子どもに育てる努力を払わないといけない。
そのためには、小さいときから、もっと思い切って子どもの自主性を尊重し、好きなことをやらせることだ。
子どもの自由な遊びが、人格形成の中でいかに大切かを認識してほしい、と。


その一例として、こんなエピソードが紹介されていました。

ある小学校6年生の担任が、バレーボールをするときに、まずアタックから始めることにした。
なぜなら、子ども達がアタックが好きだから。
そしてアタックの練習に興じているうちに、クラスのいじめがなくなっていた。

まずは基礎練習から、などと言うのではなく、先生とともに子どもがのびのびと自分の力を出している。
そこには、いじめをする必要がなくなる、と書かれていました。


無理をして型にはめすぎるのではなく、もっと伸び伸びと。

子ども達は、家で伸び伸びできているかな?
大人になるにつれ、ストレスは増え、競争も増えてくるでしょう。
せめて、伸び伸びできるうちは、伸び伸びできるように。

さて、我が子達はどうだろう?
一見、伸び伸び、いや、好き勝手しているように見えるけれど、実際どんな風に感じているのかな?

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| 子育て・教育 | 22:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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とりあえず書いておこう



(星がブラックホールに吸い込まれる瞬間をNASAが観測した映像)

ブラックホール、何度も聞いたことがあります。
聞いたことはあるけれど、ヤマトでそれに関する話も出てきましたが、こうやって実際を目にするのは初めて。
地球もそうですが、宇宙ってまだまだ神秘に包まれているんですよね。
人知では測り知れないことで満ちている。

科学技術は進歩しているけれど、でも、宇宙に思いを馳せると、人間なんて本当に小さな存在ですね。
好き勝手なことをしては、いけないなって思います。

この映像を観て、宇宙戦艦ヤマト 復活篇のブラックホールを回避してフライバイする場面が思い出されました。

57.jpg
(ヤマトと言えば、古代君!pen1_16萌




朝、愛犬ナナちゃんと散歩をしていました。
すると、初めて出会った犬連れの男性。
その方の犬は、真っ黒で、大きくて、犬なのに威圧感がありました。
ナナは小型犬ですが、その大きな犬に寄っていきます。
その大きな犬もナナの方に寄ってきますが、吠えることも、威嚇するような事もしません。
飼い主の男性も静かに見ています。

何も話さないのもどうかと思い、その男性に聞きました。
「この犬の犬種はなんですか?」

すると、その方一瞬ビックリしたような感じ。そして教えてくれました。

「シェパード・・・」


シェパードと聞いて、なんだかちょっと恥ずかしくなりました。
犬を飼っているのに、シェパードを知らないなんて、きっとその男性はびっくりされたでしょうね。
私の連れているナナの方がよっぽど珍しい犬種なのに・・・。


ニュージーランドで、ある食材の皮をむいているホストマザーに
「それ何?」

「これは、にんにく・・・」
(25歳の時の話)

ってびっくりされた時の、あの感じを思い出しました。
人が普通に知っていることを、知らないことの多い私です・・・。

| 今日の出来事 | 16:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビジョン

今日のモーニングバードで福田敬子さんという女性が紹介されていました。
私は初めて聞いた名前です。
彼女は米国柔道連盟から女性として初めて最高位の十段昇段を認められたそうです。

詳しくはコチラ

「柔道の母」とも言われているそうです。
22歳で柔道を始め、柔道を世界に広めたいと、53歳でアメリカに行き、98歳の今もアメリカに住んでおられます。
53歳で!

53歳までの31年間、柔道に打ち込んできたから、積み重ねがあったから、53歳で新たな旅立ちができたということはあると思います。

でも、やはり53歳で新しいこと、それも異国の地に行って成していくというのは、素晴らしいなって思います。


年齢を考えると、何か新しい事を・・・ってなかなか思えません。
でも、何かをやるのに遅すぎることはないんですよね。
あと数年で論語で言うところの「天命を知る」年代になりますが、何か一つ本当に打ち込めるものを見つけたいです。


ビジョンを持つことだ。
理想を抱くことだ。
あなたの心をこよなく鼓舞するもの、
あなたの心に美しく響くもの、
あなたが純粋な心で愛することのできるものを、
しっかりと胸に抱くことだ。

(『考えるヒント 生きるヒント』ジェームス・アレン著より)

| 心に響いた言葉 | 21:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ほんとうの豊かさとは』

 教育でいちばん大事なことは、右とか左とかを教えこむことではなく、子どもたちが大人になったときにいろいろな情報や事実にぶつかる。その事実にぶつかったとき、自分の良心と心と頭、知恵、知識を総動員して、自分で正しい判断をする力がつくように子どもの主体性をのばす教育をするのが、本当の教育なのです。

 そして、それらの事実に対して自分はどんな生き方をしたらいいんだろうかということが決められる人間になることが、いちばん大事なことです。さらに正しいと思うことをハッキリと主張できる、長いものに巻かれない人間をつくることが大事です。操作されない人間になることが大事です。

 ところが、日本の教育はそうではなく、教科書に書いてあることや参考書を覚えて、それでテストの結果、偏差値がいいとか悪いとかいって、暗記力のあるソツのない偏差値の高い子どもたちを人間としての能力があることだと勘違いして、一流の学校へ行かせる。つまり、戦前の天皇制教育が、戦後は経済的な富を生みだすのに都合のいい子どもをつくり出す教育に変わっただけです。

(『ほんとうの豊かさとは』暉峻 淑子著)

ほんとうの豊かさとは―生活者の社会へ (岩波ブックレット (No.388))ほんとうの豊かさとは―生活者の社会へ (岩波ブックレット (No.388))
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甥(主人方の)が一浪して、今春東大に合格しました。
いい子だと思います。
ただ、もし祖母が生きていたら、「礼儀がなってない」と叱りつけていたかもしれません。

私の祖母(母方)は厳しい祖母でした。
これは孫全員の一致するところで、「おばあちゃん、怖かったよね」って。
私は孫でただ一人の女の子ということで、そんなに叱られることはなかったのですが、でも、厳しく躾けられました。
特に厳しかったのが、あいさつ。

「おはよう」等の挨拶は勿論、「ありがとう」のお礼を忘れたら、厳しく叱られました。
相手のことを思いやらず、勝手なことをしたときも、叱られました。

でも、その祖母の躾は、本当にありがたいものだったなって思います。

そんなことを思うと、甥は、確かにいい子なんだけれど、でも、所謂礼儀、マナーというものがちょっと欠けているかなって感じることがあります。

彼は小学校3~4年の頃から塾通い、その頃から大学合格まで、一流中学、高校、大学を目指してお盆もお正月もなしで勉強していたようです。
それまでは、お盆やお正月には祖父母の家に来ていたのですが、塾があると言うことで、来ることはありませんでした。
想像でしかありませんが、勉強漬けの日々で、それ以外のことが疎かにされていたのかもしれません。

それがどうのこうのと言いたいわけではなく、それもまた一つの学生時代の過ごし方だと思います。
ただ、受験勉強一筋だったようで、通っていた中高も地元で一番と言われているところなので、今後、何かに躓いた時に大丈夫かな・・・って、心配になってしまいます。


昨日、そんな甥と電話で話す機会があって、読み終わったばかりの暉峻 淑子さんの本の、冒頭の言葉が、とても心に響いてきました。

それにしても、暉峻 淑子さんの著書、なかなかいいです。



全然関係ないですが、近くの朝市で買ったなすとキュウリ。
なす・・・くっついています。親子のよう。
キュウリ・・・イボイボがすごくて、長い!最近では珍しいかな?

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| 本・評論、新書、エッセイ | 20:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今日もひとりごと・・・

一日、一日、日の出の時刻が遅くなってきています。
夜の10時には寝るので、朝4時過ぎには目が覚めます。
でも、朝の4時だと今はまだ暗いです。

日の出を待って、愛犬と散歩に行くのですが、今日は、外に出て空を見上げると、空がピンクがかった感じでとても美しかったです。

思わず携帯で写真を撮りました。
ただ、いつもの如く携帯のためか、綺麗には撮れなかったけれど・・・。

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(↑ 中央よりやや左上に見える白い点は三日月)


知人が神奈川からご主人の地元のこちらに引っ越してくる時に、ご主人に言ったそうです。

「お家賃10万以上の家は無理だからね。」
「○○町に10万以上の家はない・・・」

「10階以上のマンションには住みたくない。」
「○○町にはマンションは1つしかないし、それも7階までだから・・・」


私が住んでいる町はそんな所。
朝、散歩をしていると、会えば見知らぬ人でも「おはようございます」の挨拶。
お互いに犬を連れていると、会話も少しばかり。
朝も5時を過ぎれば、近所のおばちゃん達のおしゃべりの声が聞こえてくることもあります。

考えてみれば(考えなくても?)、なかなかいい町だなと思います。

ただ、こちらの方言の「○○やけん。」と語尾につける「けん」にはまだまだ抵抗がある私です。

| ひとりごと | 21:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ひとりごと・・・

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携帯で撮影したので、画像悪いですが、愛犬のナナ、主人の膝の上で熟睡中。
主人に抱かれると、よくこの格好で眠っています。
犬のことはよく知りませんが、他の犬もこんな格好するのかしら?


今日は朝から子ども達と図書館に行き、本を借りてきました。
最近、暉峻淑子さんにはまっていて、彼女の本を数冊借りてきました。
彼女は経済学者です。
でも、絵本も書いているのです。
それがこれ。かなり季節外れですが。

サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
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経済学者が絵本?
暉岡淑子さんによると、彼女のエッセイを福音館書店の編集長の松井直氏が読み、「この人は子どもの心がわかる人」ということで、絵本を書いてみないかとオファーがあり、それでできたのがこの本だそうです。


すぐに読み終わってしまう本で、言葉もとても短く簡潔。
でも、温かさに満ちているっていう感じです。

子どもが両親に、サンタクロースについて「どうして?」って質問していくのですが、その子どもの質問に「○○だからかなぁ」っていう感じで答えていく。
その答えがほのぼのしています。

「どうして ぼくの ほしいものが わかるの?」
「どうして よなかにくるの?」
「なつのあいだは どうしているの?」
等々、子どもは次々とお父さん、お母さんに質問していきます。

そして、最後の方で子どもは聞きます。
「サンタクロースがこないうちもあるのは なぜ?」
さあ、何て答えましょうか?

| 今日の出来事 | 21:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「1」と「2」、どちらが大きい?

暉峻淑子さんの著書を続けて3冊読みました。
「豊かさとは何か」・・・そんなことをテーマにした本です。

「豊かさとは何か」というテーマから少し離れるかもしれませんが、そこに紹介されていたドイツの小学校の話が印象に残っています。

一つは、今日読み終わったの、『助けあう豊かさ』。
その中に、ドイツの小学校で、先生が子ども達にした話が紹介されていました。

神様は、人間をわざと不完全につくりました。
人間がみな完全だったら助けあう必要はないから、人間と人間との関係ができない。
だから神様はみんなが補いあい、支えあい、助けあうようにと、それぞれの人をわざと不完全につくりました。
だからあなたたちは自分が不完全であることを恥ずかしく思うことはありません。
困ったことがあったら、助けてと言ってください。
それから助けてと言われたら、喜んでその人を助けてあげてください。


完璧を望む日本とは違います。
間違ってもいいんだよ、分からなくてもいいんだよ、そんな寛さを子どもが味わうことができたら・・・。

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もう一つは、先日読み終わった『豊かさの条件』に紹介されていた話。
(手元に本がないので、大まかにしか覚えていませんが)

授業のペースは日本と比べると、とてもゆっくり。
例えば、数字。「1」という数字に1週間くらいかけるそうです。

「1」という数字を教えるときに、まず、生活にある「1」というものにどんなものがあるか、先生が質問する。
子ども達はお家で考えてきて、発表します。
「鼻は一つ」「歌っている歌に『1つのやすみ』」等。

そして、「1」をたっぷり味わったあとで、「2」の勉強をします。
その時に、「1と2はどちらが大きいか」と質問する。
多くの子どもは「2の方が大きい」と答えるけれど、中には、「1のほうがおおきい」と言う子がいるそうです。
でも、先生は間違っているとは言わず、どうして「1」が大きいと思うのか、子どもに聞くそうです。

すると、子どもはこう答えたりするそうです。

「お兄ちゃんとお菓子を分けた。一つのお菓子はとても大きかったのに、二つに分けたら小さくなった。だから1の方が大きい」


すると先生は、地球儀を出してきてこんなことを言ったそうです。

「私たちの地球は一つです。でも地球はとても大きい。
 この中にたくさんの国があって、たくさんの人がいます。
 『1』って、大きいですね」


日本では、カリキュラムに追われているから、このような授業はまずないでしょうね。
「1と2、どちらが大きい」と質問されて、子どもが「1の方が大きい」と答えたら、先生方は何て言うのでしょうか。
また、もしそれが我が子なら、私は何て子どもに言うだろう?

おそらく、
「どうして『1』の方が大きいの! 違うでしょ。『2』よ、『2』の方が大きいの。ちゃんと覚えておきなさい」かな。


日本の教育がどうのと、そんなことを言うつもりではなく、ただ単純に、ドイツの先生のこんな姿勢が素敵だなと思いました。

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