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2014年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年10月

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50%の真実

 鎌田實氏がブログで、最近ヘンリー・ミラーに凝っていると書かれていて、『北回帰線』のことが少し紹介されていました。

 私は読書が好きですが、かなり偏っているので、『北回帰線』という書名は聞いたことはあるけれど、誰が書いたのかは知りませんでした。
 どんな話だろうと、Amazonを見てみました。
 で、興味を引かれたのは、作品そのものではなく、ヘンリー・ミラーでした。

 Amazonのレビューで、ヘンリー・ミラーについて、こんなコメントがありました。

 ミラーに関して特に印象に残っていることは、第二次世界大戦末期に、ナチス・ヒットラーを征伐する正義の国として全世界がアメリカに期待していたころ、ミラーがアメリカ人でありながら、『どうして、アメリカが正義で、ナチスが悪と言えるのか。悪という点では、どっちも似たようなものだ』と発言したことである。それでは、ヒットラーにはどう対処すればいいのかという記者の意地悪な質問に対して、ミラーは、平然として、『降伏すればいい』と答えた。『悪が悪をやっつけて、それにとって代わったとしても、結局は、同じことだ。その間、人が無駄に死んでいくのが馬鹿馬鹿しい』

 ミラーによると、アメリカがなぜ悪かというと、文明国だからだ。文明と正義は両立しない。文明は、より高度の便利さと贅沢さをめざす制度だから、結局は、他人に分け与える道よりも、他人から奪う道に進む。1945年に、文明国は悪だと言いきったミラーの発言は、当時は、気違い扱いされたものの、今のアメリカを見ると、見事に言い当てていることが分かる。こういうミラーの考え方は、この作品にはっきりと表れている。


「悪という点では、どっちも似たようなものだ」、「悪が悪をやっつけて、それにとって代わったとしても、結局は、同じことだ。」との指摘は、その通りだと思います。

そして、その結果が今のこの世界。
本当に正義が勝っていたならば、今のように、絶えずどこかで戦火が起きているはずがない。

何でも、白黒二つに分けて考えようとするのが、そもそもおかしいのかもしれない。
彼らが言っていることは、その通りなのか、それを判断するには、彼らの常日ごろの行ないをしっかりと見てから。
何でも鵜呑みにしてしまうのは、やはりよくないと思うようになった3・11後。

デング熱のこともそうです。
今、デング熱のことで色々と報道されていますが、去年のほうがもっと発症していたようです。

「デング熱報道で隠したかったものとは?」 (記事元コチラ)
「まだデング熱だと騒いでいるのか!」(記事元コチラ)

facebookには、次のような投稿もありました。

何かが間違っている・・・
代々木公園と明治神宮の森は繋がっている。

デング熱ウィルスを持ったヒトスジシマカを撲滅するためにこの都心部第2の広さの緑地に薬剤散布をするのか?乱暴な話だ。ここにいる蚊を(今のやり方で)すべて撲滅するのは絶対無理だろう。そのかわり薬剤散布された場所では間違いなく、ほとんど無数の生きもの(特に地表の節足動物)が死ぬ。8月28日にデング熱騒動が起こって代々木公園ではすぐに薬剤散布が行われたが、蚊は全滅することなく、数日前の誘因トラップでウィルスを持った蚊が採取された。そしてこれから各所で最初の薬剤とは違う、さらに残留性の強い薬剤が散布される。それでも蚊は全滅しないと私は断言する。代わりに人知れず巻き添えを食うものたちは無数であるとも断言できる。

何人かの専門家がテレビなどで発言しているが、蚊の寿命はひと月ほどでウィルスが来年まで持ち越されることはないから、あと数ヶ月やり過ごせばとりあえず問題は収束するはずだ。薬剤散布は生態系を無視した乱暴な対処療法である。まかれる薬剤は、蚊だけでなくゴキブリやダニに非常に効果的で致死率ほぼ100%らしい(もちろん殺虫剤の効能書きには他の生きものについての影響は書いていない!)。

これは屋内害虫駆除ではない。屋外の、貴重な生きものが生息する都心部屈指の緑地である。嫌われ者のクロゴキブリではなく森に棲む在来のヤマトゴキブリも、吸血生でない地表の落ち葉を分解して豊かな土を作り出すササラダニも、健全な森がないと生きていけない日本固有のトウキョウコシビロダンゴムシも、薬剤散布された場所では全滅するだろう(先日代々木公園でまかれた薬剤は特に甲殻類=ダンゴムシやエビ、ザリガニなど=に非常に効果的で壊滅的な打撃を与える)。生命は単独ではなく複雑に繋がりあっているから、生態系上位の生きもの(鳥や魚や獣など)にもやがて影響はでるだろう。

日本では、年間数百人の海外から帰国した後発症したデング熱患者が確認されているし、先日半分冗談交じりでFBに書いたけれど、代々木公園や明治神宮には毎日すごい数の外国人が訪れるから、その中にキャリアーがいても不思議ではなかろう(誰もそれを指摘しないのが不思議)。さらに代々木公園では毎週のように海外がらみイベントが開かれ、東南アジアの物産などが軒を連ねるからそういう物資に蚊が紛れ込んで運ばれた可能性もあるのではないか。
しつこく言うが、この森全ての蚊を撲滅するのは不可能だ。そして目に見えぬ他の生きものたちは無駄死にする(一部はもうした。そして明日もする)。

2年間の調査によって絶滅危惧種も多数確認された明治神宮の森まで薬剤散布の危機が迫っている。


デング熱についてこんなにも心配するのならば、どうして甲状腺癌が多発していることを、もっと心配しないのかと思います。

facebookでよく囁かれているように、代々木公園を封鎖したのは、その一番の目的は、デモを阻止したいだけではないか。
露骨に阻止すると「言論の自由に反する」とか言われるから、どうしようもない状況を作り出して、何も言わせない状況に追い込みたいのではと・・・。

前掲のブログで、
100%の嘘と言うのはすぐ見破れますが、50%の真実を加えれば信憑性が出てくるのです。
と書かれていました。

報道されることが信じられなくなったこの日本、政府のやることが全く信じられないこの日本って、悲しすぎる。

| ひとりごと | 15:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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