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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

本や子ども、聖書のこと、日々の徒然を書きます。トップの画像はその時々で変わります。

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『子どもの貧困』

「早寝 早起き 朝ご飯」。小学校や幼稚園で推奨されます。これは子どもには良いことだと私も思います。そして、親として心がけなければいけないことだと。

でも、『子どもの貧困』という本を読んで、どの家庭でも当たり前にできることではないということを知りました。

「早寝、早起き、朝ご飯の家庭は、子どもの成績が良いから、各家庭で早寝、早起き、朝ご飯を心がけてください」といわれています。しかし、逆の見方もあります「早寝、早起き、朝ご飯」というような規則正しい生活を子どもに与えられるような恵まれた家庭環境だから、成績も良いのではないでしょうか?


そう、この本の著者は書いています。
「『早寝、早起き、朝ご飯』というような規則正しい生活を子どもに与えられるような恵まれた家庭環境」
という言葉が衝撃でした。当たり前と思っていたのですが、それは「恵まれた家庭環境」。

どういうことか。著者の言葉を続けます。

 世の中には、早寝や早起き朝ご飯が物理的にできない家庭がたくさんあるのです。

 深夜まで働いたり、夜勤をしなければならないひとり親家庭は、どうやって子どもに早寝をさせればいいのでしょう? 子どもに寝て欲しい時間には家にいられないのです。仕事が終わって、家に帰れるのは夜の9時や10時、そこから夕飯を作って食べさせて、子どもはようやく帰ってきたお母さんと話したくて、どうやったって夜更かしになってしまいます。早寝早起きをさせようとしたら、子どもと話す時間はほとんどなくなってしまうのです。



また、家庭学習について。経済的に厳しく塾に行く余裕がなければ、家で勉強すればいい。そういう声もある。でも、「家では学ぶ場所がない子どもがたくさんいます。」と著者は言います。

経済的に厳しいから、十分な広さのある家を借りられない。
例えば、母親と小学生、幼稚園の子どもの三人家族の住まいは6畳の1K。落ち着いて勉強するのが難しいことは容易に想像できます。


先月でしたでしょうか、大阪市長が「全国学力テストの結果を教員給与や学校予算に反映させる」と愚かすぎる発言しましたが、子どもを取り巻く環境をどれだけ分かっているのかと思います。

親の収入に関わらず、子どもが安心して成長できる、学べる社会、夢や希望を持てる社会になってほしい。

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| 子育て・教育 | 20:19 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

私には子供はいませんが、(今の世の中、子供が生きぬくのは大変だろうという事から、出産や育児からは逃げました(笑))いかなる理由があろうとも、義務教育というならその期間は最低でも誰もが普通に教育を受けられるのが当たり前ですよね、、、格差とか貧困が少なかったはずのこの国ですが、、、どうも外面だけがよくて、未来を担う子供たちへのケアが足りません。

| 勘助 | 2018/08/13 21:49 | URL |

勘助 様

「少子化は深刻な問題」と言いながら、子どもに対するケアが不十分で、それがほとんど改善されていないのは、どうしてなのかって思います。

義務教育とは言え、無料なのは授業料と教科書代だけ。制服や体操服、副教材等諸々は保護者にかかってくるんですよね。PTA会費等と称し、トイレットペーパーや石けん等の経費をそこから使ってもいるんですよね。息子が通っていた小学校では、先生のパソコン購入費用にも使われことがあります。行政側すべきことを、どうして親が負担しなければいけないのかって思います。

家族状況、雇用形態によっては、そういう費用を捻出するのが苦しい人々はいます。そして、その影響をもろに受けるのは子ども。
親の収入に関わらず、子どもが安心して過ごし、学びや遊びが保証される社会となってほしいです。

| 愛希穂 | 2018/08/14 08:49 | URL |















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