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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

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「宇宙戦艦ヤマト2202 第6章」(3)

余韻に今でも浸っています。第6章は本当によいです。他の章も好きですが(第5章は諸手を挙げて好きとは言えないけど)、第6章は観るのが不安だっただけに、その不安を見事に払拭してくれて、満足度がぐーんと跳ね上がりました。

私は古代君が大好きなので、古代君中心の感想になりますが、第6章のことをもう少し。

雪に「あなた、誰?」と言われて、ショックを受けている古代君だけど、自分の為すべき事をしっかりと果たそうとする古代君が描かれている第6章。

ガトランティスのズオーター大帝は愛をあざ笑います。そのことに対して、古代君は言います。

「愛を嗤い、否定しようとするガトランティス。それは、彼らも愛を知っていることの証明なんじゃないか。愛に傷つき、苦しめられてきたからこそ、愛を憎むんじゃないか」

ガトランティスは敵です。容赦なく相手を滅ぼすだけの恐ろしい敵。

脚本家の福井氏がパンフレットで次のように書いていました。

恐怖を克服するには、自らが恐怖になるしかない (中略) 実は自分こそが悪魔の選択の犠牲者であったズオーターも、失ったものの大きさゆえに己の人間性に背を向け、苛烈な道を選び取った者たちです。その根底にあるのは、失ったことに対する痛みであり、もうこれ以上は失いたくはないという強い思い。失うくらいなら自分から捨ててしまおうと思い詰め、現にそうしてしまった哀しい人の姿です。

誰かを愛した。でもその愛する人が無惨な形で亡くなってしまった。誰かを愛したが故に傷つき、苦しんだ。そんな思いをするくらいなら、愛を捨て去る。心を閉ざす。

そんな閉ざした心を開けられるとしたら、それは、同じように傷つき、苦しんでなお、愛することを止めようとしない人なのでは。
それは、古代君であり、ヤマトクルーなのかな。

古代君は2202では試されることが多い。第3章がまさにそうで、そこから第4章、第6章と試されてばかり。
でもですね、そんな葛藤している、もがいている古代君がまたいいんですよね。

でも、人はあんなにも試され続けたら、精神的に参ってしまうでしょう。自分を支えてくれる存在がなければ。
そしてそれは、“愛”というものに集約されると思うんです。

そんなことを思い巡らすだけでも、心にグッとくるものがあります。うん、第6章は本当によいです。

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