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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

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「心は楕円形」

 昨日の土曜日もまた、次男のオープンキャンパス参加に付き添って、神戸に行ってました。夏休みまでには、進学先を地元か、神戸・大阪かのどちらかにするかを決めなければなりません。話を聴いていると、やはり都会の方が色んな機会に恵まれています。次男はどちらに進むのだろうか。親としては近くにいてほしいけど・・・。


 今日5/12の天声人語。
 病理学者で「がん哲学外来」を開く樋野興夫さんの言葉が紹介されていました。

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 「ひとの心のかたちも楕円形ではないでしょうか」
 「がんの存在を受け入れましょう。病気やトラブルが全くない人生はありません。完璧でなくていい。楕円形のように少々いびつでいいんです」

 自分という唯一の中心をもつ円ではなく、がんというもう一つの「中心」と共存する楕円を思い描こう。訪れた人にそう話すそうです。

 「楕円」と聞くと、私は内村鑑三のこの言葉を想います。

 「真理は円形にあらず、楕円形である」

 樋野興夫さんはクリスチャンで、彼の著書の中で内村鑑三のことにも触れていたので、「ひとの心のかたちも楕円形ではないでしょうか」という彼の言葉は、内村鑑三の影響があるのではないかと想います。

 それはさておき、天声人語は次のように締めくくられていました。

 
 心の中のもう一つの「中心」は病気以外でもいいだろう。何を置こうか。

 嫌いな人の存在を受け入れれば、描く楕円は大きくなる。
 ともに生きると誓った人、すでに亡くなった大切な人に住んでもらってもいい
 人生の歩みが、少しだけ軽やかにならないだろうか。



 「あなたは白黒をはっきりとつけたがる」と高校時代、担任に言われました。そんな私には、この「楕円」の考え方はとても新鮮でした。 
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