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「清水の舞台から飛び降りる」勇気

昨日の朝日新聞に<「高4」の私 充実しています>との女子高生の投稿が掲載されていました。

彼女は中学の時にいじめが原因で不登校となり、フリースクールに中学卒業まで通った。
その後、高校に進学したが、3日間した登校できず、退学も考えた。でも、その高校が好きだから、休学の道を選び、休学中は今しかできないことをしようと、不登校などで悩む少年少女らを支援する施設に通った。
そして、翌年の4月から高校一年に復学し、今「高校4年生」です、と。

回り道をしたけれど、精神的に強くなることができたと書いています。そして、次のように結んでいました。

人生は一本道ではない。今、悩んでいる人、迷っている人、決断できずにいる人は「清水の舞台」から飛び降りる勇気を持って下さい。きっと人生が開けてきますから。


これを読んで思ったのは、「清水の舞台から飛び降りる」勇気を持つ必要があるのは、大人も同じ。いや、大人の方がよりその必要があるのではないかって。

大人の方がより、世の中の「当たり前」と思われていることに縛られて、そこから身動きできないでいる。
義務教育は9年間で終了し、高校は3年間、その後、そのまま大学や専門学校に行くか、社会に出て働くという道筋から外れてはいけないと考える。

だから、子どもが立ち止まりたくなっても、「この道からそれてはだめ。回り道しないで、真っ直ぐに行かないとだめ。」と、子どもが立ち止まることを許さない。
そうなってしまうのは、他のみんなと同じ道筋にのらないと、将来困るからというのが、一番の原因でしょう。

私も「将来のために」と子どもにどれだけ言ってきました。そして、そのことに何の疑問も持っていませんでした。
でも、前回の記事に頂いたコメントを読んで、「未来」ばかり優先して子どもの「いま」を大切にしていなかった自分に気づかされました。

今日の朝日新聞に養老孟司さんと上橋菜穂子さんの対談が掲載されていたのですが、そこで養老孟司さんが、その頂いたコメントと同じようなことを仰っていました。

現代の日本では子どもが簡単に亡くならなくなった分、「早く大人になれ」「将来のためにこれをやれ」と大切な子ども時代を犠牲にしています。本来、子どもは子どもであることそのものに価値がある。

大切な子ども時代を犠牲にしないために、関わる大人こそ「清水の舞台から飛び降りる」覚悟が勇気が必要なのでしょうね。


この対談記事で、初めて上橋菜穂子さんを知ったのですが、彼女の本はかなり多くの人に読まれているのですね。
読みたくなりました。今日最新作『鹿の王』が発売されたようですね。PVを見たら、ますます読みたくなりました。



『鹿の王』特設サイト
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