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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

本や子ども、聖書のこと、日々の徒然を書きます。トップの画像はその時々で変わります。

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精一杯

昨日図書館に行ったら、目の前を、ご高齢の男性が杖をつきながら歩いていました。
もう片方の手には手提げ鞄をぶら下げて。父が持っていたのと同じような手提げ。
父が健在なら、おそらく年齢が近いと思われます。

その男性は、杖に寄りかかるようにして、ゆっくりゆっくりと歩いてました。
そして、本を1~2冊返却していたようです。


椅子に座って、本を読んでいたら、またその男性を見かけました。
椅子に鞄を置き、杖をつきながら、ゆっくりと本棚のほうに歩いて行き、本を探していたようでした。
何かいいのはないかな、と探しているようでした。

ただ、その本棚は中高生向けの本棚で、もしかしたら、いいのが見つからなかったのか、椅子に戻り、手提げ鞄を持って、他の方向へと歩いて行きました。

その男性のことが気になって、色々と想像を巡らせていました。

あの足取りで車を運転してきたのか、あるいは、図書館の目の前に老人施設があるから、そこの利用者なのか。でも、利用者なら、施設の人が付き添ってくるだろう。

あるいは、タクシーでやって来たのかもしれない。

一人でお住まいなのか。
連れ合いの方はお元気なのだろうか。
他に家族はいるのだろうか。

不安なことはないだろうか。

普段そんなことはないのですが、なぜか気になりました。


歩くのがとても大変そうなのに、図書館に来て、本を探している。
きっと本を読むのが大好きなのでしょうね。

その方を見ていたら、父のことを想いました。

父は行きたい所がありました。
競馬が好きだった父は、競馬を観に行きたいと言ってました。
でも、私はギャンブルが嫌いなので、「競馬場は遠いし、お金をかけるのはよくないから」と断っていました。

もう一つは、大阪の戦没者記念式典。
これも父の年齢を考えると、とても連れて行けないと、断っていました。

でも、今思うと、せめてどちらか一つでも連れて行ってあげたらよかったなって。

歩くのが大変でも、杖をつきながらでも、好きなことには元気が出るんですよね、きっと。

その人なりに精一杯生きている。
自分の見方で見たら分からないだけ。
それはもしかしたら、私が精一杯ではないのかもしれない。


どんな小さな花でも
せい一ぱい
咲いているのだ
だからかすかな自分でも
せい一ぱい
生きてゆこう
(坂村真民)




| 未分類 | 15:42 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

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「新しいということ」

先日図書館の特集コーナーで「中原淳一」が取りあげられていました。
去年、伊吹有喜さんの『彼方の友へ』を読んでいたこともあり、本を一冊借りました。『夫 中原淳一』。

私は中原淳一が結婚していた、ということにまずはびっくりしました。てっきり独身を通したのかと思っていたので。

中原淳一と言えば、ファッションデザイナー、イラストレーターだと思っていたのですが、それだけじゃなかった。

多彩な人でその他に、プロデューサー、人形作家、スタイリスト、インテリアデザイナー等としても活躍していたそうです。

そして、文章を書くのも上手。

読んだ本には中原淳一の書いた文章がいくつか紹介されていました。その中から一つ、転載します。


毎年、スカートが長くなったり、短くなったり、ヘアスタイルもいろいろ変わったり。 
それから靴のカカトが太くなったり細くなったり、
そんなものを身につける新鮮さも嬉しいものです。

しかし、最近はマスコミが、人間の生き方や、ものの考え方にまでこれでもか、
これでもかと流行を作って、そんな生き方をすることが、
また、そういう考え方をするほうが、新しいといわれたり、
カッコイイ生き方だと考えられたりする傾向があるのではないでしょうか。

人生をスカートの長さや、ヘアスタイルのようには考えないで下さい。

いま、古いと言われている人間の習慣や生き方のなかには、
事実、切り捨てなければならないようなものも数多くあるでしょう。

しかし、そんなものばかりではないはずです。
何千年もの長い年月を生きてきて、その積み重ねから、
人間を一番幸せにする基本のようなものが出来上がってきて、
それから今日まで続いているものなら、それは、
人間という動物の本質的なものだとも言えるのではないでしょうか。

だから、ちょっとした興味本位な思いつきや、無責任に作り上げられた風潮で、
「そんなの古い」と片づけてしまえないものも沢山あるはずです。

「いつまでも古くならないもの」――
それこそがむしろもっとも「新しい」ものだとはいえないでしょうか。

人生はスカートの長さではないのです。




 この文章を読んだのが5月5日。3日の憲法記念日と近かったためか、この文章を読んで思ったのが、憲法のこと。

 憲法は国民を守るものでもある。
 時の権力者の好き嫌いや思いつき、無責任な風潮等で変えてはいけないと思います。


 中原淳一が書いたものをもっと読みたくなりました。

| | 19:33 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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『本のエンドロール』

 紙の本が好きか、電子書籍が好きか。
 そう問われたら、「紙の本」と即答します。
 電子書籍は読みにくい、というのか、目が疲れます。持ち運びには便利で、場所をとらないけれど、なんか味気なくて。

 朝日新聞で紹介されていた『本のエンドロール』を読みました。とても面白くて、引き込まれて一気に読んでしまいました。
 本ができあがるまでの過程で、どんな人たちが関わり、どんなやりとりがあるのか。そんなドラマが描かれていて、とても面白かったです。

 紙の本が好きならば、ますます紙の本が好きになると思います。
 そしてまた、電子書籍の便利なところが少し分かるかも。
 ただ、どんなに電子書籍が便利でも、読むならば、紙の本がいいです。
 ずっと紙の本を読んできた、ということもありますが、この本に書かれていた次の言葉もその理由を表しています。


 厚み、重み、手触り。神やインクの香り、ページをめくる音、表紙カバーのたわみ。  
 五感の端々に伝わる全てが本なのだと思う。 



 そして、本ができるまでに、色んな人が関わっていること。作家や出版社だけでなく、印刷会社、装幀する人、製本する人、校正する人等々。その人たちの、「良い本を作りたい!」そんな思いも込められているから。(ただ、全ての本がそうとは言えないけれど)


 「紙の本」のことばかりではなく、「仕事」、「天職」ということについても、示唆や励ましを与えてくれる一冊です。


 今の仕事は、天職だ。
 そう言いきれる人は、ほんのひと握りで、多くの人は今の仕事ではない別の仕事、今の人生とは違う別の人生にかすかな憧れを残し、ぼんやりと引きずって生きているのかもしれない。
 それでも、今目の前にある仕事に全力を尽くす人たちがいる。
 たとえ天職でなくてもいい。
 この仕事をやっていてよかった。そう思える瞬間が日常の端々、所々にあればそれはきっと幸せなことだろう。



 「天職」って、私には魅力的な言葉です。今している仕事が「天職」だと言えたら、それはとても素晴らしいことなのだと思います。
 仕事は楽しいです。でも、「天職か」と聞かれたら、「天職です」とは言えない。
 だから、これでいいのだろうかと心揺れるときはあります。

 でも、この言葉を読んで、今、仕事を楽しめているのだから、それはきっと幸せなことなのだと噛みしめることができました。
 

 「今目の前にある仕事に全力を尽くす」ということも、この本の大切な、テーマの一つです。
 だから、理想を語ることもできる。
 

 理念や矜持があってこそ、目の前の仕事に向かう熱量も高くなる。



 仕事に対して、より前向きにもなれました。 

| | 09:39 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

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マッチ!!

なんとなく予想はできていたけれど、実際にそうなると、ファンとしてはかなりのショックです。

マッチがジャニーズ事務所を退所するって。
マッチが金八先生でデビューしてから、ずっとファンで、マッチのレコードもCDもDVDも全部持っている。
高校3年生の時、大学入試の一ヶ月前に大阪フェスティバルホールで行われたコンサートでは、高校生活の記念にということで、マッチにも会わせてもらって、サインも貰って、握手もして貰って・・・。

去年のあの事で、なんとも愚かなことをしたもので・・・。それでファンをやめようとは思わなかったけれど、でも、マッチだけはそんなことはしないと思っていただけに、悲しかった。

あれから半年以上経って、ふと先日、マッチはどうするつもりだろう?って思ったときに、事務所をやめるだろうなって思っただけに、覚悟はできていたけれど、実際、寂しいです。

もしかしたら、もう歌も歌わないかもしれない。

マッチ、払った代償はあまりにも大きすぎたね。自業自得だけど。
マッチの息子は空手がすごく強くて、都の強化選手にもなっていると聞いたことがあるけれど、お子さんは悲しんでるだろうな。
奥さんは勿論だけど。

マッチが引退するわけではないけれど、でもやっぱり悲しいな。泣きそうです。



| 今日の出来事 | 19:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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発明されてほしいものは?

 『ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記』(おーなり由子 著)という本があります。
 季節の行事や食べ物、その日その日の事柄等を、イラストと短い文章で記しています。

 一日一ページ。毎日読もうと思っていたのに、ここ最近忘れていました。2日遅れましたが、4月18日のことを。

 4月18日は「発明の日」だそうです。
 「何を発明してほしい?」と聞かれたら、私は何をお願いするだろう。
 ぱっと思いつくのは、「どこでもドア」。ドアを開ければ、行きたい所に行ける。長らく行っていないニュージーランドに行きたい。

 この歳時記に書かれていた、発明されてほしいものは、私が思い浮かびもしなかったもの。


 発明されてほしいもの。
 亡くなってしまった人と、つながる電話。

 長電話できなくてもいいのだけれど・・・・・・
 たとえば、誕生日にだけ、とか。条件つきでもいいのだけれど――
 少々ぎこちなくても、たわいもない話で、もういちど、笑いあいたい。  




 「少々ぎこちなくても、たわいもない話で、もういちど、笑いあいたい。 」

 この言葉がなんとも心に沁みて・・・・・・

 この言葉を読んだときに、父のことを思いました。
 ただ、私の記憶の中では、父と笑いあったことはない。
 だから、「ぎこちなくていいから、たわいもない話で笑いあいたい」。

 そしてまた、たわいもない話で、笑いあう家族でありたい。
 

| 心に響いた言葉 | 20:00 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑

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次へとつながる言葉

 4月になって、仕事が今まで以上に楽しいというのか、張り合いがでてきました。
 そのせいでしょうか、ある資格取得に挑戦しようかと考えています。簡単に取れる資格ではなく、最低でも1年はかかるようですが、チャレンジしてみようかと思っています。

 やりたいことは他にもあるので、時間のやり繰りをうまくしていかないといけませんが、頑張ってみるつもりです。

 最近あるサイトで読んだ All it really takes is a willing heart.(必要なのはやろうとする意志)
という言葉は、まさに今励ましの言葉だと感じています。


 話は変わって、昨日4/18の朝日新聞 論説委員の論考にこんなことが書かれていました。

 今回の論説委員は女性の方で、3年前に「沈黙しているあなたへ」と題し社説で、日本のセクハラ問題や性差別について書いた。
 書いた後で、書きすぎたかと不安になった。しかし、その彼女の書いたことを知った高校時代の恩師から励ましのメッセージが届いた。

 そのメッセージを受けて、彼女は勇気を持って声を上げていこうと書いてました。


 残されていれば、言葉は次へとつなぐことができる。迷っているとき、進むべき方向へ一筋の光を照らすこともある。 



 そんな言葉に出逢うためにも、本を読むことを大切にしていきたい。
 そんな言葉を蓄えていきたい。
 

| ひとりごと | 19:13 | comments:8 | trackbacks(-) | TOP↑

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読みたい本がぞくぞくと・・・

 朝日新聞では毎週土曜日、読書欄が4ページあって、それを楽しみにしています。
 今週紹介されていた本は読みたいものが多い。

まずは広告欄の本。

『きのうのオレンジ』
 好きな作家さんの1人である藤岡陽子さんが著者。




『水を縫う』



『神さまの貨物』
 以前にも一度、この本の広告を見ました。今回もまた目についたということは、本が読んでいるのかも。
 訳者が河野万里子さんなので、訳も期待できそうです。




『ジュリーの世界』

 他の本と違って、題名で検索したら(楽天ツールバーで)、沢田研二の名前が上位を占めていました。流石はジュリー。



『つまらない住宅地のすべての家』




書評から。

『ふつうに生きるって何?』



『レストラン「ドイツ亭」』



『ふたりぐらし』
 Amazonレビューは賛否両論。



『本のエンドロール』



『百人一首 うたものがたり』
 書評を読んで、読みたくなり、検索をして、表紙を見たら、購入するのにちょっと勇気が要りそう。




 
 好きな作家さんや、借りて読んだ本で特に良かった本や、書店で見て「買いたい」と思った本は購入します。
 ただ、どんなに好きな作家さんでも、どんなに気になる本でも、とある出版社の本だけは、本屋で購入せず、古本で安く購入します。その出版社の社長の言動が好きになれなくて・・・私のこだわりです。

| | 21:43 | comments:9 | trackbacks(-) | TOP↑

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