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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

本や子ども、聖書のこと、日々の徒然を書きます。トップの画像はその時々で変わります。

2020年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年06月

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若松英輔さん著『詩集 愛について』

『詩集 愛について』



 図書館の新刊本コーナーにあって、“若松英輔”との著者名を見て、迷わず手に取りました。
 とてもとても素適な詩集。
 紡がれている言葉の背景に、若松英輔さんのこれまでの日々が感じられて、愛しみ、哀しみが静かに心に響き渡ります。
 そしてまた、その言葉を味わい、思い巡らせると、それだけで優しくなれそう。

 手元に置いておきたくて、購入することにしました。
 装丁もとても素適。真っ赤な背景に、私のために作られたのかと思うほど。

 一番最初の詩を転載させていただきます。
愛とは
何かなど
改めて
考えずに
生きるなか
静かに
育まれる
熾盛な
悦び


| | 19:43 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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土曜日の楽しみ

 最近はまっているのがパズル。
 朝日新聞の土曜日版でパズルが毎回3種類掲載されているんです。それが結構面白くて楽しみにしています。
 その3種類の中で数独は毎回あります。数独は難易度が1~5まであり、始めた頃は難易度3でも時間がかかっていたのですが、コツが分かると、4まではささっと解けるようになりました。5だけは見た目で難しさを感じ、途中でギブアップ。
 今週の数独は難易度5。途中で2度ほどギブアップしかけたのですが、難関を通り抜けると、するすると解けたではありませんか! 気持ちよかったです。

 200530.jpg

  パズルを解くのは脳にいい刺激になるように思い、それもあって最近楽しんでいます。脳への刺激を考える年齢になってきた、ということでもありますね。

 それにしても、この数独は問題を解くよりも、作る方が難しいでしょうね。出し方を間違えたら解けなくなる。
 パズルを作る、その過程を一度見てみたい。
  

| 今日の出来事 | 19:01 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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言葉

言葉を意味する漢字の「言」には、不思議な意味が隠されている。二回考えた末に、ゆっくりと口を開くことで、初めて「言」になる、ということだ。人に品位があるように、言葉には言葉の品位がある。それがすなわち「言品」だ。(『言葉の品格』より)

 先月読んだ『言葉の品格』で著者のイ・ギジュさんは書いていました。

 この言葉が心に刻まれています。
 家庭で職場で日々必ず誰かと言葉を交わします。誰かが何かを話します。

 誰かが何かを話すとき、その内容がその場にあまり相応しくないことが続くと、ふっと疲れを覚えます。
 そういう時、その人が悪いわけではないのに、ついつい批判的になってしまいます。
 でも、考えてみれば、私自身もそういうことに陥ることがないわけではないのです。

 イ・ギジュさんは「言葉は品性だ」とも書いています。そして、その「品」という言葉は「口」が三つ集まってできた漢字だと。続けて言います。

 言葉が積もり積もって、一人の人間の品性になる。

 そして、言葉は自分の内から出てくるもの。内側を整えなければならないと、最近改めて強く強く感じています。


| 心に響いた言葉 | 19:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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名前

 今週の日曜日も奥田知志牧師の礼拝にライブ配信で参加しました。
 今日のテーマは「あなたがあなたであること」

 コロナ禍の中で、私たちは人を数値化してきていないか。
 全体の傾向を知る上では大切なことだけれど、その数値だけに一喜一憂していないか。コロナに感染した人自身にとっては、100%。個人個人の事象だったことが、数で束ねられてきていないか。

 また、相模原事件で見られたように、差別が横行する中で名を名乗れない社会となっている。

 「あなたの名が天に書き記されていることを喜びなさい」とイエス様は語っています。
 これは、何かいいことをしたから、立派なことをしたから記されているというのではなく、良い面も良くない面も含めて神様に知られているということ。

 その名を、神の前で、かけがえのない一人として、唯一無二の存在として、憚ることなく名乗ることができるように。また、かけがえのない一人として思うことができるように。




 先週の礼拝「ユダよ帰れ」もよかったです。目から鱗のメッセージでした。このユダは「イスカリオテのユダ」のことです。



 


| 聖書・信仰 | 19:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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できることを精一杯に

 先日、新聞に「自粛 闘病の共には『日常』だった」という読者の投稿がありました。
 多臓器不全に近い症状のその友人は、10年以上も自粛を強いられている。最低限の買い物と病院以外の外出は難しい。公から彼女の心を癒す策が講じられることも、世間からいたわりの言葉をかけられることもない。

 投稿者は続けて言います。
 普段接触することのない人たちに思いを巡らせてみたらどうだろうか。
 想像力を働かせ、その立場に身を置いてみるその上で理解や共感ができないことがあったとしても、無駄にはならない。いずれ多様な人々を受容していくことにつながるだろう。

 
 そして、次の日には、視聴覚障害者が外出支援なく苦境に立たされていると記事がありました。
 視聴覚障害者の方の健康状態に変わりはないけれど、ヘルパーが感染の不安から活動を休止している。
 なので、その方は一人で買い物に行ってみたが、店員さんも減っていて、いつものように案内してもらえない。ネットスーパーを利用しよと思っても、スピード競争には勝てないので、配達枠はすぐに埋まる。
 事情を知った職場の友人が買い物に付き添ってくれたけれど、いつまでも頼れない。


 このお二人のような方との関わりが日常生活において、私には皆無です。だから、このような記事を通して知るだけ。
 仕方のないことかもしれないのですが、知らなすぎること、想像力の乏しさにショックを受けたというか、情けなかったというか…。

 そんなことを感じていたときに、素適な動画を教えてもらいました。 
 毎日本の紹介をしてくれているブログで、辻井伸行さんのピアノ演奏が紹介されていました。その動画を観ていたら、この時期にと言うことでしょう、他にも色んな演奏動画がアップされています。辻井伸行さんの美しい音色に癒されます。





 

 辻井伸行さんの演奏を聴いていて、自分にできることを、惜しみなくすることの大切さを改めに教えられました。

| 未分類 | 19:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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祈り

 「コロナ禍を生きる」と題して、奥田知志さんと若松英輔さんの対談がyoutueでライブ配信されました。
 
 対談の中で、若松英輔さんの次の言葉が特に響きました。

 最も熱を帯びた行為は祈り。祈りは自分が弱いという認識からしか始まらない。

 “弱さ”は“祈り”へ、そして“愛”へ。




 今日のこの対談は、素適なBirthday Present。

| 今日の出来事 | 22:00 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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本の効果

 今日図書館に行って、また本を借りてきました。そして、久しぶりに絵本コーナーにも立ち寄り、絵本を読みました。ある絵本があまりにも面白くて、読みながら笑ってしまい、借りて帰りました。それがこれです。



 さすがは長新太さん。感じたまま、素直に笑えます。こんな笑い、やはり必要です。

 絵本って、子どもも大人も楽しめます。
 純粋に子ども向けの絵本もあれば、教訓的な絵本、哲学的な絵本等もあります。私はどちらも好きです。

 絵本を読むのも、読書。その読書ですが、健康にもいい影響があるようです。
 AIがビッグデータを駆使して分析した結果、図書館が近くにある地域では、要介護リスクをもつ人が少ないと出てきたそうです。
参照こちら クリック

 神経学の『Neurology』誌では、読書は脳に対して運動効果があると発表されています。読書は加齢による記憶力や脳の機能低下を緩やかにする働きがあるとされ、特に「アルツハイマー」の予防も期待できるそうです。さらには、読書習慣がある人は読書習慣のない人に比べて、アルツハイマーを発症する確率が2.5倍も低いことが分かっています。参照こちら クリック

 
 こういうことを知ると、ますます本を読みたくなります。たまに食傷気味になることもありますが、でも、やはり本を読むのは楽しいです。 

| 本・絵本 | 19:13 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑

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『泥流地帯』

 三浦綾子さんの著書『泥流地帯』のことを何回か書きました。正確には、ずっと心に残っている言葉を繰り返し書いているだけですが。

 今回もまた書きます。

 主人公・拓一の言葉です。この言葉を発した背景;
 十勝岳の噴火で辺り一面泥流地帯となり、農作物はもう作れない。 だから、多くの人が村を出て行こうとする。
 そんな中で拓一はその地に米を作ると言う。 周りの人は言う、「何の報いもない難儀をさせたくはない」と。

 でも、拓一は言う。

「ここに米が実るかどうか。少なくとも三年経ったらわかるだろう。
 三年経って、もし実らないとわかったら、その時は俺も諦める。
 すると人は言うだろう。その三年は水の泡だったってな。

 しかし、俺はね、自分の人生に、何の報いもない難儀な三年間を持つということはね、これは大した宝かも知れんと思っている。

 たとい米一粒実らなくても、それを覚悟の上で苦労する。
 これは誰も俺から奪えない宝なんだよ。」


 この言葉は、まさしく心に刻まれていて、折に触れて思い出します。
 この『泥流地帯』が、映画化されるようです。公開予定日やキャスト等は未定のようですが、富良野町が映画化を目指しています。

泥流地帯

 映画化されたら、是非とも観に行きたいです。問題はここ四国で上映されるかどうか・・・。
 三浦綾子記念文学館にもいつか行きたい。 

| | 19:38 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑

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『言葉の温度』

 本を読み終えると、感想や心に響いたフレーズ等を書くようにしています。ただ、あまりにも感動したり、感銘を受けたりすると、すぐには書けなくて、時間ばかりが経ってしまうということがあります。
 そうならないように、読んだ所までその日のうちに、なるべくメモを取るようにしていて、最近は音声入力を利用しています。

 昨日、ちょっと紹介した『言葉の温度』。読み終えました。この本も良かったです。

 本の序の部分で、著者は問います。

あなたの言葉の温度は、何度ぐらいでしょうか

 自分の言葉の温度なんて、考えたことはありません。言葉を発して思うのは、「今の言葉はきつかったかな」、「もう少し優しく言えば良かった」、そんな感じです。

 本の表紙の見返しの部分には、次のように書かれています。
私たちが紡ぎだすひとつひとつの言葉には、
それぞれに固有の温度がある。
心地よい温かさで人を癒す言葉、
熱すぎたり冷たすぎたりで誰かを傷つける言葉……


 願うのは、心地よい温かさのある言葉を発したい。


 この本には様々なエピソードが書かれています。その中の一つ。

 列車の中で外の景色をじっと眺めていた中年男性が、奥さんに向かって「野原が緑色だ、太陽が火の玉のようだ、雲は白いし、空は青い」と浮かれたように言葉を続けていました。
 その様子に、列車内の人の誰もが男性の言動が異常だというようにざわめき始めました。そして、ある乗客がそっと近づいて、奥さんに「病院に連れて行った方がいいですよ」と言いました。すると、奥さんは言いました。


 何と言ったと思いますか? 私の予想もしなかった返事でした。次のように答えたそうです。 


 「実は夫は幼い頃に事故で視力を失いました。ですが最近、角膜移植手術を受け、今日退院してきたのです。世の中の全ての風景が、一本の草から一筋の太陽の光まで、夫には驚きそのものなんですよ」


 このことから、著者のイ・ギジュさんは次のように書いています。

 地に足を付けて生きる人なら、その裏に何らかの事情を持たない人はいない。
 ちっぽけな身体であっても、その中には宇宙と同じほどの大きさの事情を一つくらい大事に抱えて生きているものだ。
 ただ、そうした事情や経緯に耳を傾ける、広い心の持ち主はそう多くないのが現実だ。私たちの心にそれだけの余裕がないからだろうか。あるいは私たちの胸に、何とも埋め難い大きな穴が空いているからだろうか。私はしばしば、そのことを残念に思っている。



 こういう出来事に遭遇したり、本で読んだりして、気づかされ、思いを馳せていきながら、言葉の温度が心地よい温かさとなっていくのかな。

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かけがえのない人

 先日読んだ『言葉の品格』がとてもよかったので、同じ著者の『言葉の温度』を読み始めました。



 この本も良いです。
 日常生活の中で、著者が見たり聞いたり、自ら体験したことから思ったこと、考えたことを書いているのですが、著者が紡ぐ言葉で、読む人をぐっと引き込んで離さない。

 見ただけ、聞いただけでおわらせない。そこから思いを馳せていく。そして、言葉が紡がれていく。

 本に書かれていたエピソードを一つ、転載します。

 ある企業の文章講座を終えて、トイレに行くと、貼り紙があって、その最後の文章に釘付けになったそうです。
 そこに何と書かれていたか。


 トイレをきれいに使ってください。
 ここを掃除してくださる方たちは
 誰かとって、かけがえのない人たちです。



 きっと誰もが、“誰かとって、かけがえのない人”。そう思えば、人にもっと優しくなれる、そんな気がします。

| 心に響いた言葉 | 19:18 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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