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Crescent~小さくても光を受けている。きっと誰かに愛されているから~

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『13坪の本屋の奇跡』

本屋さんと本が好きな人には、お薦めの本です。読み出したら止まらない。



この本の副題は、
「闘い、そしてつながる」隆祥館書店の70年。

 本書を読み終わって、まさしくその通りだと思いました。

 町の本屋さんが減ってきています。その要因は本離れとamazon等のネット書店だと思っていました。でも、それだけではない。
 本の流通システムがよくない。取次配本、そのランク配本と見計らい本。詳細はこちのら記事を是非読んでみてください。「なぜ書店にヘイト本があふれるのか。理不尽な仕組みに声をあげた1人の書店主」

 そんな理不尽に対して声を挙げ、闘ってきた隆祥館書店。父、娘の2代の店主に密着して描き出されているものは、時に読む者の胸を熱くします。
 
 現店長の二村知子さんは「日本一お客を知る店員」とも言われているそうです。約1500人の顔と嗜好を覚えていて、「この本だったら、○○さんも好きなのではないでしょうか」と、本を薦めることもあるそうです。

 また、この書店では2011年から「作家と読者の集い」を開催しています。小出裕章氏、鎌田實氏、内田樹氏をはじめとし、錚々たる人が来ています。しかも複数回来る人たちも。その集いの様子も収録されているのですが、それがまた本当に面白そうで。

 
 amazon等のネット書店でポチすれば、翌日か翌々日には届きます。とても便利です。近くの書店が閉店してからは、利用頻度も高くなりました。
 でも、本を読むのって、そんな「直ぐ」で「便利」ばかりの上にあるのは、ちょっと違うのかもしれない。

 隆祥館書店のような書店は珍しいかもしれません。でも皆無ではない。こんな書店だったら、“つながる”ことができると思います。本とつながり、本好きな他の誰かと。

 隆祥館書店のような書店が近くにあれば、結構な頻度で立ち寄るような気がします。

 そしてまた、この本を読めば、読みたい本がきっと増えます。本を巡る素適な旅をしたような感じです。 

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