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子どもの貧困

朝日新聞が10月10日から10月12日まで3日間「子どもの貧困」についてルポを掲載していました。

10/10 「保護された姉妹、1カ月ぶり入浴 親子が月4万円で生活」

10/12 「成人までの2年「福祉の空白」親失踪の兄妹、施設頼れず」

10/16 「友達ほしさに万引き重ね 母子家庭の19歳、保護観察に」


厚生労働省によると、日本の子どもの貧困率は16・3%(2014年発表)。ひとり親など大人が1人の家庭に限ると54・6%と、先進国でも最悪の水準に達する。中でも深刻なのは母子世帯だ。母子世帯になる原因の8割は離婚で、養育費が払われているのは約2割。8割の母親は働いているが、同居親族も含めた年間世帯収入は平均291万円(10年)。


こういった子どもの貧困状態について、専門家は次のようにコメントをしています。
「子どもは、人権の剝奪と言わざるを得ないほどの衣食住の不足、不健康、低学力、孤立やいじめ、非行、不登校、自尊心の低下などのリスクにさらされる。」

「将来の社会の担い手である子どもの貧困を放置すると、社会的損失になる。児童扶養手当の拡充など経済的支援は必須だ。そのうえで、教育や医療面での支援など、親を含めた包括的対策が求められている。」


経済的支援が必要。
大企業が窮地に陥ったらさっと経済的支援をするのに、それも何十兆円もの血税を投入しますが、こういう貧困には何ら効果的な対策を講じない。

大企業は自分たちが困れば、支援を請い、自分たちの責任については不問にする。
また、労働力として、非正規雇用を採用し、業績が悪化すれば簡単に解雇をし、貧困層を生み出しているのに、貧困に陥った人たちには、自己責任だろ、というような目線。

困っている企業には投資だとか言ってお金を出すけれど、貧困にあえいでいる人たちに出すのは「そんな負担は必要ない」というような対応。

こんなのおかしい。

そしてまた、私は専門家の「将来の社会の担い手である子どもの貧困を放置すると、社会的損失になる。」という発言にもちょっと違和感を覚えます。言葉尻を捕まえすぎかもしれませんが・・・。

彼らは一所懸命貧困問題を研究し、なんとかしようとしていると思います。
でもですね、子どもの貧困を「社会的損失」と考えるのは、なんか違うのではないかなって思います。
人間として生きていくのに、その状況があまりにも酷すぎるから、支援をしなければならないのだと思います。
損得問題ではなく、人権問題ではないか、と。


2009年の朝日新聞に、「世界の子どもを思う」と題して黒柳徹子さんのお話が掲載されたのですが、最後に徹子さんは、こんなエピソードを紹介しています。

去年のクリスマス、あるお母様から募金を頂きました。
5歳の子どもに、クリスマスにほしいものを紙に書いて
靴下に入れておきなさいと言ったそうです。
そうしたら、
『サンタさん、プレゼントはいらないから
 たべものをアフリカのこどもにあげてください』
と書いたって。

小さい時に人を思いやる気持ちを持つのはとてもいいことだと思うんです。
一番大切なのは関心を持つことなんです。


こんな思いやりの気持ちを育てていけたらと思います。
そのためには、親がもうちょっぴりでいいから、視野を広げてみることも大切なんですよね。

視野が広がって、今まで知らなかったことを知り、そこから疑問が起こり、なんとかならないかと関心を寄せていけば、直ぐに何かが改善されるわけではないですが、ほんの少しずつ何かが変わっていくのではないかって思います。
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