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小出裕章氏の本を読んで

久々に読んだ小出裕章氏の著書。読みながら、小出氏の声が聞こえてくるようでした。
改めて、原発はどんなことがあっても、やってはいけないと再確認しました。
また、上辺だけのメディア報道に左右されず、本当に問題となっているのは何なのか、そういうことに目を向ける姿勢というのか、コツというのか、そういうものを教えられました。

今の日本政府がやっていることは、国民棄民。
福島や沖縄だけの問題ではない。福島で起こっていることだから、自分には関係ない。沖縄で起こっていることだから、自分には関係ない。そういうことは決してない。

問題の根っこは、人の命があまりにも軽く扱われていること。お金や経済やアメリカのためならば、国民の命なんて、生存権なんてどうでもいいと思っている、その姿勢を私たちは追及しなければならない。

同時に、一人一人を大切にして欲しいと思うのならば、平和を心から望むのなら、そう思う自分がまずそれに相応しく行動していかないと。

そんなことをこの本を読んで思いました。


それにしても、原子力緊急事態宣言を、事故から4年半経っても解除できていないという事実を私は知りませんでした。
そんな状況下で原発を推し進め、オリンピックだと浮かれるのは間違っていると思います。

小出先生の指摘に教えられることが多かったですが、その中から2つだけ転載します。

(『美味しんぼ』の鼻血問題について)
政府もメディアも、この問題については相当騒ぎ立てましたが、そもそもマンガの描写一つを取り上げて大騒ぎをするほどのことでしょうか。大騒ぎをしなければいけないのは、福島第一原子力発電所の事故で何十万人もの人が苦難に陥っているというそのことであって、メディアはそれをもっと報道しなければならないと思います。菅さんも、官房長官という立場でいちいちクレームをつけて大騒ぎをする前に、そのような描写がなぜ世に出ることになったのかということを考えて、自分自身がその原因を作った加害者であり、もっとはっきり言えば犯罪者なのだということを自覚するべきです。


(ドイツの倫理委員会)
 仮に事故を起こさなくても、動かすことによって厖大な核分裂生成物を生み出し、それを無毒化する技術があにために、10万年、100万年という未来にわたって子々孫々に押しつけなければいけないことになる。
 しかし、その押しつけられるほうの子々孫々は、現在の自分たちの世代の決定に一切の異議を唱えることすらできない人たちなのである。そういう人たちに対して、自分たちで無毒化できないような毒物を押しつけること、そのこと自体が倫理的に許されないとしたのです。

そして、メルケル首相はこの倫理委員会の案を採用しました。

原発と戦争を推し進める愚かな国、日本原発と戦争を推し進める愚かな国、日本
小出 裕章

毎日新聞出版 2015-09-11
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